10/30/2011

珍しく2日続けて古本片付け 伊藤整,井上靖,小林秀雄・・・

 昨日に引き続いて今日も古い文庫本の片づけを行いました。

 今日は全部で24冊。実際は重複しているのがあるので23冊分です。



 昨日の漱石,鴎外,太宰と同様,今日も教科書に出てくるような文豪を中心に引っ張り出してきました。
(宇江佐真理,西村京太郎,赤川次郎など以前ここでご紹介した作家でご紹介できなかった物もありますが・・・)

●伊藤整(3冊)
 若い詩人の肖像,鳴海仙吉,青春
●井上靖(2冊)
 あすなろ物語,楼蘭
●井伏鱒二(1冊)
 駅前旅館
●宇江佐真理(1冊)
 余寒の雪
●円地文子(2冊)
 女面,愛情の系譜
●夏目鏡子(1冊)
 漱石の思い出
●三島由紀夫(1冊)
 午後の曳航
●小林秀雄(2冊)
 Xへの手紙・私小説論,常識について
●小林多喜二(1冊)
 蟹工船・党生活者
●松本清張(2冊)
 小説帝銀事件,小説東京帝国大学
●西村京太郎(2冊)
 越後湯沢殺人事件,特急「白鳥」十四時間
●赤川次郎 他(1冊)
 ミステリー大全集
●川端康成(1冊)
 古都
●浅田次郎(2冊)
 シェエラザード(上・下)
●乃南アサ(1冊)
 女刑事音道貴子 花散る頃の殺人

 これらのうち,私が買ったのは1/3くらいなので,残りは父か母が買ったものです。両親は既に他界しているので,どちらが買ったのかはわかりませんが,両親も若い頃こんな本を読んでいたんだなあ,と,自分の知らない部分を垣間見たような気がします。

 今日,物置から出してきた文庫本はやや汚れが目立ちますが,いつものように障害者の団体にお譲りする予定です。

10/29/2011

夏目漱石,太宰治,武者小路実篤,森鴎外!

 10月は仕事が忙しくて,物置の片づけがほとんど出来ませんでした。
 家庭菜園も全く手付かずの状態で,秋撒きの野菜の準備どころか,夏の間に伸びた雑草で地面が全く見えないほど・・・

 でも,今日は文庫本の整理が少し出来ました。全部で24冊。同じタイトルの本も混ざっていますが,いつものように障害者の団体にお譲りする予定です。

 今日ご紹介するのは,高校生の頃に買った本です。このうち,2/3くらいは国語の先生に「この程度の本は読んでおくべきだ」と言われたものです。



 今の文庫本に比べてものすごく安いです。武者小路実篤の「友情」(新潮文庫)たったの80円!
 でも,紙がやや茶色っぽくて活字も小さく線が細くて,50歳を超えた今読み直そうとしたのですが,老眼が邪魔をして諦めました。

 ストーリーもずいぶん忘れてしまっています。確かに高校生の頃手に取った記憶があります。表紙のデザインも懐かしい気持ちがよみがえります。
 でも,ストーリーが出てこない。先生に言われてしぶしぶ読んでいたのが原因なのか,それとも,年をとって記憶力が衰えてきてしまったのか??

 最近は,少し大きな文字の本も出ていると思うので,いくつか読み直してみようかな,なんて思っています。


●夏目漱石
 吾輩は猫である,坊っちゃん,三四郎,
 それから,門,明暗,虞美人草,彼岸過迄
●森鴎外
 青年,阿部一族・舞姫,山椒大夫・高瀬舟
●太宰治
 斜陽,ヴィヨンの妻,グッド・バイ,
 もの思う葦,ろまん燈籠
●武者小路実篤
 友情,愛と死,真理先生,人生論

10/15/2011

TBSブリタニカ 「ワールド・サイエンス」シリーズ

今日は,TBSブリタニカの「ワールド・サイエンス」シリーズです。1976年から77年にかけて全12冊のシリーズもので,知人のお父様から戴いたものです。
(写真では1冊抜けてますね)



それぞれのタイトルは次の通りで,理科系の高校生にとって興味を引くテーマが選ばれていたように思えます。
 惑星と生命
 生命の起源
 宇宙へのとびら
 核時代
 コンピュータ文明
 あすの交通
 生きている地球
 細胞からみた生命
 超ミクロの世界
 脳のしくみと心
 性と受精
 人の進化

当時の最先端の技術がわかりやすくまとめられていて,高校生であった私でもそれなりに興味を持って読めたと思います。

今,改めて読み直すとかなりアナログ的な印象ですが,21世紀の技術の基礎になっているわけであり,先人の業績の偉大さを感じました。

私と同年代の知人が読みたいと言ってましたので,一式譲りました。

ちょっと本棚の空きスペースが広がりました

  \(^-^)/