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3/09/2012

3月はお片付けシーズン・・・

 3月は子供の卒業,進学で,なんとなく家族みんながお片付けの雰囲気になっています。
 私がなんでも物置に放り込んでいるのを見ているせいか,子供たちもとりあえず袋や箱に詰め込んで物置に持っていけばいい,という感じなので,物置の中の古本たちはだんだん居心地が悪くなっているようです。
 ということで,物置の中のスペースを作らなければならず,また何冊か文庫本を障害者の団体にお譲りしようとおもいます。

 まずは,城山三郎さんで,左から,
 「今日は再び来らず」「素直な戦士たち」
 「アメリカ生きがいの旅」「落日燃ゆ」
の4冊。20代の時に読みました。

 「落日燃ゆ」はもう一度読んでみようかなと思うのですが,この頃の文庫本の活字は線が細くて,紙もやや茶色っぽく焼けてきているのでかなり眼には厳しいです。通勤の電車では辛いかな,と思いつつ,この1冊は手元に残しておくことにしました。



 次は,時代小説ものです。これらの本は両親が買ったもので,私は,ほとんど読んでません…。左から,
 「逃亡」松本清張, 「縮尻鏡三郎(上・下)」佐藤雅美
 「不知火清十郎 木乃伊斬り」早坂倫太郎
 「雁金 観相師南龍覚え書き」庄司圭太
 「逃げ水半次無用帖」久世光彦, 「霧の橋」乙川優三郎
 「完四郎広目手控」高橋克彦
 「サムライたちの小遣帳」神坂次郎
 「芝居茶屋弁之助」南原幹雄, 「江戸の暗黒街」池波正太郎
 「幾世の橋」「高瀬川女船歌」澤田ふじ子



 時代小説がもう少し。
 「御宿かわせみ24 春の高瀬舟」「御宿かわせみ26 長助の女房」「はやぶさ新八御用帳10 幽霊屋敷の女」平岩弓枝
 「おんな飛脚人」「御書物同心日記」出久根達郎
 「おんな舟 十時半睡事件帖」白石一郎
 「暗殺春秋」半村良, 「東京城残影」平山壽三郎



とりあえず,今回はここまでにします。

10/30/2011

珍しく2日続けて古本片付け 伊藤整,井上靖,小林秀雄・・・

 昨日に引き続いて今日も古い文庫本の片づけを行いました。

 今日は全部で24冊。実際は重複しているのがあるので23冊分です。



 昨日の漱石,鴎外,太宰と同様,今日も教科書に出てくるような文豪を中心に引っ張り出してきました。
(宇江佐真理,西村京太郎,赤川次郎など以前ここでご紹介した作家でご紹介できなかった物もありますが・・・)

●伊藤整(3冊)
 若い詩人の肖像,鳴海仙吉,青春
●井上靖(2冊)
 あすなろ物語,楼蘭
●井伏鱒二(1冊)
 駅前旅館
●宇江佐真理(1冊)
 余寒の雪
●円地文子(2冊)
 女面,愛情の系譜
●夏目鏡子(1冊)
 漱石の思い出
●三島由紀夫(1冊)
 午後の曳航
●小林秀雄(2冊)
 Xへの手紙・私小説論,常識について
●小林多喜二(1冊)
 蟹工船・党生活者
●松本清張(2冊)
 小説帝銀事件,小説東京帝国大学
●西村京太郎(2冊)
 越後湯沢殺人事件,特急「白鳥」十四時間
●赤川次郎 他(1冊)
 ミステリー大全集
●川端康成(1冊)
 古都
●浅田次郎(2冊)
 シェエラザード(上・下)
●乃南アサ(1冊)
 女刑事音道貴子 花散る頃の殺人

 これらのうち,私が買ったのは1/3くらいなので,残りは父か母が買ったものです。両親は既に他界しているので,どちらが買ったのかはわかりませんが,両親も若い頃こんな本を読んでいたんだなあ,と,自分の知らない部分を垣間見たような気がします。

 今日,物置から出してきた文庫本はやや汚れが目立ちますが,いつものように障害者の団体にお譲りする予定です。