5/24/2016

ScanSnap SV600購入

これまで絵葉書などカード類やA4サイズまでの書類はCanon Image FORMULA DR-2510Cを使ってスキャンしていましたが、書籍やA4サイズより大きな書類はデジカメで撮影して、ここにアップしていました。
今度、A3サイズまでの書類や書籍なども読み取り可能なスキャナScanSnap SV600を購入しました。
見開きで本をスキャンできて、本の綴じ目の近くの文字の変形もソフトで修正してくれます。
今後、これも活用して、古い文書を電子化したり、このブログにアップしていきたいと思います。

5/13/2016

風立ちぬ/方丈記

今日は文庫本を。


・風立ちぬ 堀辰雄
角川文庫で昭和25年10月30日発行の初版です。
最終ページに名前が書かれていて、母の姉が結婚前に買った本のようです。


・方丈記 山田孝雄校訂
私が高校生の時に古文の授業で使ったものです。本の後半に「ゆく河のながれはたえずして、しかもゝとの水にあらず。」で始まる鴨長明による方丈記の本文、前半は校訂者による解説が書かれています。


このほかに、写真は撮っていませんが、
・哲学入門・変化の知覚 -思想と動くもの Ⅰー ベルクソン(河野与一訳)
・中流国家日本 不思議の国日本Vol.13 ポール・ボネ
も障害をもつ方たちが運営するリサイクルショップにお譲りします。

5/08/2016

GW最終日、一気に古本整理!!

今日は特に解説はなし、ということで。
連休明けに、障害をもつ方たちが運営するリサイクルショップにお譲りします。


アレクサンドラ・リプリー スカーレット(一)~(四)
ギイ・ド・モーパッサン 女の一生
フランソワーズ・サガン 心の青あざ
フランソワーズ・サガン 失われた横顔


O・ヘンリ O・ヘンリ短編集(一)~(三)


アガサ・クリスティ ポワロの事件簿1~2
ヘルマン・ヘッセ 車輪の下 [新潮文庫、集英社文庫]
カミュ 異邦人
フランツ・カフカ 変身
アーネスト・ヘミングウェイ ヘミングウェイ短編集(一)
スタンダール 赤と黒(上)
「赤と黒」の下巻は、かなり昔にリサイクルショップにお譲りしていました。
たしか、上下巻あったはずだったのに、と思いながら出した気がします。
どうせなら上下巻一緒の方がよかったですよね。

森秀樹 「黙示録」を読みとく
高木健一 今なぜ戦後補償か
飯沢耕太郎 写真美術館へようこそ
坂本勉 イスラーム復興はなるか
高崎宗司 「反日感情」韓国・朝鮮人と日本人
吉村正和 フリーメイソン
上田和夫 ユダヤ人
大島直政 イスラムからの発想
渡部昇一 知的生活の方法


天野健作 原子力規制委員会の孤独 原発再稼働の真相
溝口敦 暴力団
アーサー・ブロック マーフィーの法則
ホイチョイ・プロダクション OTV
小池壮彦 心霊写真
山井教雄 まんが パレスチナ問題
ロバート・クーヴァー ユニヴァーサル野球協会
社会情報リサーチ班 このデザインには理由がある


西部邁 市販本 新しい公民教科書
夏目書房 どうちがうの? 新しい歴史教科書vs今までの歴史教科書

5/02/2016

防災小冊子

昨日、地震・防災の本について紹介しました。
連休中、不要な本の片づけをやっていたところ、自治体から配布された防災の小冊子が出てきました。




「みんなの地震対策 身につけておこうこれだけは」 浦和市(昭和50年9月1日)

今から約40年前の防災の日に旧浦和市(現さいたま市)が発行したものです。

小冊子には「昭和49年5月9日の「伊豆半島沖地震」(直下型)は重要ないくつかの教訓を残しています」と書かれていて、それを踏まえたものとなっているようです。
その教訓のひとつに、
冷静な行動が火災を防いだ
というのがあり、
なにがなんでも火もとをとめてしまうことに全力をあげる。とくに炊事で火をしようしているときには、主婦は必死で台所の火を消すように

とあります。
確かに、地震で火災が発生したら、救出作業もできません。
しかし、昨日紹介した島村英紀著「日本人が知りたい巨大地震の疑問50」では、こう書かれています。
 地震の時には「火を消し、ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切る」ことがよく言われていますし、自治体の防災の心得にも書いてあります。しかし、私はこれには反対です
 1987年に千葉県東方沖地震が起きたとき、多くの家庭では昼食の準備中でした。このときにあわてて火を消そうとして、揺れで飛び散った高熱の油を浴びて、多くの主婦が大やけどをした例があります
 どの家でも、台所は部屋の広さのわりには家具が多く、人間が下敷きになりやすい危険な部屋です。また、天袋や家具から食器類が落ちてくることもあって、瀬戸物やガラスの破片がいちばん散乱する場所でもあります。台所に長くいることも、火を消すために外から台所に向かうのも、とても危険なことなのです
 家が壊れないかぎり、地震の揺れがおさまったあとで火を消しても、十分に間に合うはずです。また、近ごろは、ほとんどのガスメーターには地震の時に自動的にガスを遮断する装置がついています。またほとんどの石油ストーブにも、地震で火が消える機能がついています。
現在は、自動消火装置がついたガスコンロや、IHなど火を使わない調理器が普及しているので、火災のリスクは以前に比べ減少していることでしょう。 40年前の防災小冊子のように「主婦は必死で台所の火を消すように」というよりも、まずは落ち着いて自分の安全を確保したうえで対応するというのが今の基本なんでしょうね。
消火器の備えや使い方を身につけておくことも重要だと思います。

5/01/2016

地震・防災の本

このたびの熊本地震により被害を受けられました皆様、まだまだ大変なご苦労が続いていることともいます。心からお見舞い申し上げます。
今日は地震、震災に関する本を2冊ご紹介します。

島村英紀 日本人が知りたい巨大地震の疑問50

東北地方太平洋沖地震の3カ月後、2011年6月8日に発行された本です。
あれだけの災害が起こった後、専門用語の解説、これからどうなっていくのか、といった内容の専門家が書かれた本がたくさん発行されました。
ところどころ、気象庁などのお役所や、地震予知研究にかかわる組織に対する非難と思われる記述はありますが、一般の読者が知りたいところがわかりやすく解説されていると思います。
ただし、50の質問のうち防災に関するものは2つとわずかです。
防災については、こんな本があります。

株式会社ワールドフォトプレス マグニチュード手帳 生き残り生活術

この本は、兵庫県南部地震の約2カ月後に発行された本です。
これは、地震の起こる理由の解説などには一切触れず、地震が起きた時どうするか、起きた後に生き残るために普段から何を準備しておくか、という点に的を絞った内容となっています。
もう20年も前の本ですが、大きな災害があるたびに本棚から引っ張り出して読み返しています。
なかなか、本に書かれている通りの用意はできていませんが、いざ、地震が起きたその瞬間にどう行動するべきか、というのは繰り返しおさらいするのがよいと思います。