11月になっても暖かくてなかなか秋の気配が見えてこないような感じですね。柿の実はだんだんと赤くなってきているんですけどね。
物置の中にしまっておいた本の片付けも少しずつ進み,スペースが出来てきました。そのスペースに古いアルバムやネガなどをとりあえず並べていって,いずれは,それらの整理も行っていきたいなと思っています。
今日は,全部で24冊。この中で私が読んだのは三島由紀夫の1冊だけ。後は,家族の誰かが買ってきたものだと思います。
今度の月曜日は,障害者の団体の方の回収の日なので,まとめてお渡しします。

●佐藤雅美(6冊)
八州廻り桑山十兵衛,
隼小僧異聞 物書同心居眠り紋蔵,
密約 物書同心居眠り紋蔵,
揚羽の蝶 半次捕物控(上,下),
お尋者 物書同心居眠り紋蔵
●吉村達也(5冊)
地獄谷殺人事件,金田一温泉殺人事件,
有馬温泉殺人事件,回転寿司殺人事件,
「倫敦の霧笛」殺人事件

●夏目漱石(2冊)
倫敦塔・幻影の盾,行人
●武者小路実篤(1冊)
幸福な家族
●三浦哲郎(9冊)
素顔,踊り子ノラ,しず女の生涯,愛しい女,
結婚,まぼろしの橋,春の舞踏(上,下),
驢馬の鈴
●三島由紀夫(1冊)
不道徳教育講座
10月は仕事が忙しくて,物置の片づけがほとんど出来ませんでした。
家庭菜園も全く手付かずの状態で,秋撒きの野菜の準備どころか,夏の間に伸びた雑草で地面が全く見えないほど・・・
でも,今日は文庫本の整理が少し出来ました。全部で24冊。同じタイトルの本も混ざっていますが,いつものように障害者の団体にお譲りする予定です。
今日ご紹介するのは,高校生の頃に買った本です。このうち,2/3くらいは国語の先生に「この程度の本は読んでおくべきだ」と言われたものです。

今の文庫本に比べてものすごく安いです。武者小路実篤の「友情」(新潮文庫)たったの80円!
でも,紙がやや茶色っぽくて活字も小さく線が細くて,50歳を超えた今読み直そうとしたのですが,老眼が邪魔をして諦めました。
ストーリーもずいぶん忘れてしまっています。確かに高校生の頃手に取った記憶があります。表紙のデザインも懐かしい気持ちがよみがえります。
でも,ストーリーが出てこない。先生に言われてしぶしぶ読んでいたのが原因なのか,それとも,年をとって記憶力が衰えてきてしまったのか??
最近は,少し大きな文字の本も出ていると思うので,いくつか読み直してみようかな,なんて思っています。
●夏目漱石
吾輩は猫である,坊っちゃん,三四郎,
それから,門,明暗,虞美人草,彼岸過迄
●森鴎外
青年,阿部一族・舞姫,山椒大夫・高瀬舟
●太宰治
斜陽,ヴィヨンの妻,グッド・バイ,
もの思う葦,ろまん燈籠
●武者小路実篤
友情,愛と死,真理先生,人生論