12/01/2017

悪魔の本

今日は悪魔の本です。
西洋絵画の題材になっている悪魔を見て興味を持ち、何冊か本を読み始めたのですが、実は、小さいころから、水木しげるさんの「悪魔くん」をはじめ、星新一さんのショートショートなど身近に結構「悪魔」がいたものです。
魔女とか魔法使い、怪物まで範囲を広げると、「奥さまは魔女」「怪物くん」「幽霊城のドボチョン一家」「エコエコアザラク」などなど…。
日本の妖怪に対して西洋の悪魔、って感じですかね?
悪魔は聖書とも関係しているようですが、日本の妖怪は特に宗教とは深い関係はないのでしょうか?

●馬杉宗夫 黒い聖母と悪魔の謎/キリスト教異形の図像学(講談社)
●ジャン・マリニー 吸血鬼伝説(創元社)
●池内紀 悪魔の話(講談社)

「悪魔の話」の池内紀さんはドイツ文学者でドイツにまつわる著作がたくさんあります。私は以前仕事で2~3ヶ月西ドイツにおりまして、ドイツの生活、文化には興味があり、他にも池内さんの本を何冊か読みました。
そのうち、池内さんが翻訳されたゲーテのファウストは現代風な文章でとても読みやすく、海外古典文学に抵抗がある方にお勧めします。

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