1/23/2011

曾野綾子さんの文庫本

 週末,物置にしまってあった文庫本を出してきました。

 文庫本は,障害者の方々の活動(バザーやリサイクルなど)に役立てていただこうと考えているので,できるだけ同じ作者の本をまとめてお渡しするようにしています。けっこう汚れているので,バラバラに店頭に並べるよりも何冊かセットになっている方が,少しでもお客様の眼に止まるのではないかと思うからです。

 でも,これらの本は,特に作者別に整理して段ボール箱や紙袋に入れてしまっておいたのではなく,部屋に読み終わった本が溢れてくると適当に箱や袋に詰め込んでいただけなので,作者別にまとめようとしても,いくつもの箱や袋を開封しなければならず,結構大変でした。

 ということで,多少力仕事になりましたが,今回は曾野綾子さんの文庫本を取り出しました。
全部で40冊(そのうち2冊は同じもの)です。
 もちろん私一人が全て読んだ訳ではありません。すでに亡くなっている両親を含め,家族の誰かしらが読んだものだと思います。

 早速,これらの本を回収にきていただくよう,月曜日にでも連絡したいと思います。



今回出てきた曾野綾子さんの文庫本リスト(今回出てきたもの)
【講談社文庫】
幸福という名の不幸(上)(下)
無名碑(上)(下)
いま日は海に
無名詩人
夜の明ける前に
【集英社文庫】
リオ・グランデ
海抜0メートル
【中公文庫】
女神出奔
円型水槽(上)(下)
諦めない女
希望
【新潮文庫】
木枯らしの庭
夫婦の情景
詩心
花束と抱擁
わが恋の墓標
たまゆら
華やかな手
二十一歳の父
星と魚の恋物語
太郎物語 -高校編,大学編-
【文春文庫】
午後の微笑
虚構の家
人間の罠(上)(中)(下)
春の飛行
遠ざかる足音
青春の構図
不在の部屋(上)(下)
【角川文庫】
火山列島
ぜったい多数
黎明
遠来の客たち

1/15/2011

地券之証/にいざ? にいくら?

もう一つわかったこと。

Wikipediaで新座郡を調べたら,「にいざぐん」と読むのではなく「にいくらぐん」と読むのだそうです。

 新座 = にいくら = 新倉

ということで,ちょっと混乱してしまいそうです。
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地券之証/武蔵国新座郡上新倉村

 32枚の地券之証は,すべて,

  武蔵国新座郡上新倉村字~

となっています。現在の埼玉県新座市に上新倉とか新倉という地名があるかと思い,インターネットの地図で調べてみると,なんと新座市ではなくお隣の埼玉県和光市に新倉という地名がありました。

 昔は,和光市のエリアは新座郡の一部だったのですね。でもネットの地図では「字~」まではわからないだろうな,と思いつつ地図の上をさまよっていると,なんと「長照寺」というお寺がありました。32枚の地券之証のうち14枚が長照寺となっているのですから驚きです。

 地券之証の32番目のものには,「小学校」と書かれています。これも何とかどこの小学校なのか特定できるといいのですが・・・。明治8年に開校していた学校ですから,和光市役所で調べればわかるかもしれません。

 平日,会社の休みがとれるようだったら,長照寺や和光市役所に行ってみようか,と思います。

地券之証のリスト(その3)

32枚の地券之証のリスト第三弾です。

【明治06年09月発行】
21.第1770号
 武蔵国新座郡上新倉村字四ツ木1796番
 畑三畝八歩
 長照寺
 6円60銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
22.第1784号
 武蔵国新座郡上新倉村字下井戸1811番
 畑三畝十歩
 長照寺
 8円80銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
23.第1784号
 武蔵国新座郡上新倉村字下井戸1811番
 畑三畝十歩
 長照寺
 8円80銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
24.第2901号
 武蔵国新座郡上新倉村字大野前高外34番
 反別一反三畝歩
 同村公有地御廻米荷置場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
25.第2908号
 武蔵国新座郡上新倉村字大野高外41番
 反別四反七畝歩
 同村公有地秣場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
26.第2929号
 武蔵国新座郡上新倉村字大野前高外62番
 反別四畝二十四歩
 同村公有地草野畑
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
27.第3297号
 武蔵国新座郡上新倉村字向田外高外551番
 反別一反八畝歩
 同村公有地秣場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
28.第3299号
 武蔵国新座郡上新倉村字向田外高外553番
 反別一畝十五歩
 公有地秣場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
29.第3300号
 武蔵国新座郡上新倉村字向田外高外554番
 反別一畝十五歩
 公有地秣場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
30.第3345号
 武蔵国新座郡上新倉村字向田外高外599番
 反別一畝歩
 同村公有地秣場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
31.第3470号
 武蔵国新座郡上新倉村字向田外高外724番
 反別一反一畝
 公有地秣場
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政

【明治08年12月発行】
32.第3710号
 武蔵国新座郡上新倉村字坂下高外972番
 屋敷六畝歩
 同村弟拾四番中学区内貮百四番小学校敷共有地
 5円40銭
 熊谷縣権令楫取素彦
 中属池原敏政

地券之証のリスト(その2)

32枚の地券之証のリストの第二弾です。
記載事項は,証書番号,所在地,不動産の種類及び面積,持ち主,地代,発行者,受付者です。

【明治06年09月発行】
⑪第633号
 武蔵国新座郡上新倉村字大嶋658番
 畑一反七畝二十九歩
 長照寺
 19円80銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑫第703号
 武蔵国新座郡上新倉村字下谷中728番
 田八畝二十三歩
 長照寺
 12円
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑬第729号
 武蔵国新座郡上新倉村字下谷中754番
 田七畝二十九歩
 長照寺
 11円25銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑭第850号
 武蔵国新座郡上新倉村字八反目875番
 田四畝二十五歩
 長照寺
 6円
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑮第985号
 武蔵国新座郡上新倉村字柳坪1010番
 田一畝十八歩
 星野彌吉
 1円25銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑯第1574号
 武蔵国新座郡上新倉村字田端1600番
 畑十五歩
 惣百姓持
 75銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑰第1702号
 武蔵国新座郡上新倉村字阪下1728番
 屋敷八畝二十六歩
 長照寺
 11円70銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑱第1703号
 武蔵国新座郡上新倉村字阪下1729番
 畑一反一畝歩
 長照寺
 16円50銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑲第1706号
 武蔵国新座郡上新倉村字阪下1732番
 畑一反四歩
 長照寺
 12円60銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑳第1709号
 武蔵国新座郡上新倉村字阪下1735番
 畑一反十三歩
 長照寺
 10円40銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政

地券之証のリスト(その1)

32枚の地券之証のリストです。結構いっぱいあるので,まずは第一弾です。
記載事項は,証書番号,所在地,不動産の種類及び面積,持ち主,地代,発行者,受付者の順となっています。

【明治06年09月発行】
①第144号
 武蔵国新座郡上新倉村字雑丹袋144番
 畑五畝二十九歩
 長照寺
 4円50銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
②第373号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田398番
 田一反六畝十六歩
 山田利兵衛
 24円20銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
③第374号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田399番
 田八畝十五歩
 井口六左衛門
 5円25銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
④第375号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田400番
 田六畝十二歩
 天野彌左衛門
 8円80銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑤第376号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田401番
 田一八歩
 足立郡大野新田石井長左衛門
 1円10銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑥第377号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田402番
 田一反六畝十四歩
 鈴木彦右衛門
 22円
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑦第378号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田403番
 田八畝十二歩
 鈴木彦右衛門
 11円
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑧第399号
 武蔵国新座郡上新倉村字境田424番
 新田二畝十五歩
 本田喜太郎
 3円75銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑨第525号
 武蔵国新座郡上新倉村字六反田550番
 田一畝十五歩
 長照寺
 1円2銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政
⑩第526号
 武蔵国新座郡上新倉村字六反田551番
 田九畝歩
 長照寺
 6円67銭
 熊谷縣令河瀬秀治
 中属池原敏政 -----

1/14/2011

地券之証

地券之証というのが32枚も出てきました,明治6年から8年のものです。サイズは縦33cm×横47.5cm程度で,画用紙よりも厚手の用紙が使われています。





地券について,Wikipediaで調べてみると,次のような説明がなされていました。今回見つかった32枚の地券は,明治6年~8年の時期のものですので,「改正地券」というのに該当するのでしょうね。
地券(ちけん)とは、明治初期に土地の所有権を示すために明治政府が発行した証券のこと。
明治4年12月27日(1872年2月5日)に東京府下の市街地に対して地券を発行し、発行にあたって従来無税であった都市の市街地に対しても地価100分の1の新税(沽券税)が課せられることになり、徐々に東京以外の都市部でも発行された。続いて明治5年2月15日(1872年3月23日)の田畑永代売買禁止令の廃止に伴い、これまで貢租の対象とされていきた郡村の土地を売買譲渡する際にも地券が交付されることとなった。こちらは従来の貢租を引き続き納めることとされた。同年7月4日(同年8月5日)には上記の規定に該当しない全ての所有地に対して交付されることになった。これを壬申地券(じんしんちけん)という。
続いて明治6年(1873年)7月28日に地租改正条例が発布されるとともに、地券制度にも改正が加えられ、壬申地券に代わって一筆の地に一枚ずつ交付される全国共通の地券に変更され、地租改正条例で定められた地価100分の3(1877年以後100分の2.5)の新税(地租)が課せられた(地租改正)。これ以後の地券を改正地券(かいせいちけん)という。
地券は、公証制度の整備や登記法の実施(1886年8月13日公布、翌年2月1日施行)によって法的な意味合いを失ったために明治22年(1889年)3月22日の土地台帳規則制定制定とともに廃止された。
 32枚のリストについては随時ご紹介します。

パンフレット届いたそうです!

1月13日,津軽さんの後援会事務所より,お礼のメールをいただきました!!
物置で眠っていたパンフレットでしたが,喜んでいただきうれしいです。
これからも,音楽活動がんばってください!

1/09/2011

1/05/2011

歌手津軽ひろ子さんのパンフレット

 1979年クラウンから販売された津軽ひろ子さんの「津軽雪国」という曲の歌詞と楽譜が掲載されたパンフレットが出てきました。
おそらくキャンペーン用に作られたものだと思います。

 父が演歌ファンだったので,どこかのキャンペーン会場でいただいてきたものかもしれません。

 失礼ながら,私は津軽さんを存じ上げなかったので,インターネットで検索してみると,後援会がしっかり活動されていらっしゃることがわかりました。
 ご連絡を取らせていただいたところ,津軽さんご本人もこのパンフレットをお持ちでないとのことでしたので,後援会事務所にお送りすることにしました。

1/01/2011

古本を処分しようと思っています・・・

我が家の物置に眠る古本を処分しようと考えています。

文庫本やコミックなど一般の方々にご興味がありそうなものは,障害者の方々で活動されている団体にお譲りしています(バザーやフリーマーケットなどを通じて活動の一助になればと思っています。)

しかし,戦前・戦後のかなり薄汚れた本については,私にはそれがどのような価値のあるものなのかよくわかりません。
処分する前に,ここで紹介させていただきますので,もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら,ご連絡ください。

処分するつもりのものですので,送料のみご負担くだされば,無料でお譲りします。

それでは,これから休日に物置の片づけをやりながら,少しずつここで,ご紹介させていただきます。