西洋絵画から今度は日本に目を向けて…春画です。
●白倉敬彦 新版江戸の春画 江戸人の性愛を描く(洋泉社)
●白倉敬彦 春画の謎を解く(洋泉社)
●田中優子 春画のからくり(筑摩書房)
●田中優子 江戸百夢 近世図像学の楽しみ(筑摩書房)
いずれも白黒の新書、文庫で、画集ではありません。
春画の歴史的な生い立ちや、いろいろな作品の解説、当時の生活、風俗など、美術、歴史、社会学の解説本です。
これらの本を読むまで、北斎とか豊国、国芳といった浮世絵画家が春画も描いていたとは知らず、驚きました。
最後の一冊は、春画だけをテーマにしたわけではないのですが、江戸時代の絵画、版画、のれん、着物、手拭いなどのデザインについてエッセイ風にまとめられています。
この本を買った後に、広重の江戸百の本を買いました。本を読むと、そこから次の興味が広がっていきます。
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