今日はフェルメールの解説本です。
フェルメールにはかなり前から興味を持っていました。
残っている作品の少なさ、非常に精緻なタッチなどに惹かれたのはもちろんですが、古地図ファンの私にとって、特に背景に描かれた古地図(描かれた当時は最新地図です)は本当に素晴らしいと感心します。
絵の脇役なのに、こんなに細かく正確に描くなんて、相当の観察力があるのだと思いました。
●宮下規久朗 フェルメールの光とラ・トゥールの焔(小学館)
●小林頼子 フェルメールの世界(NHK出版)
●朽木ゆり子 フェルメール全点踏破の旅(集英社)
朽木ゆり子さんのフェルメール全点踏破の旅は、全世界に散らばっている三十数点のフェルメール全作品を一気に訪問しするという、羨ましい限りの旅です。
新書版で全ページカラーなので、この本だけはしばらく手元に置いておこうと思います。
いずれ仕事も終えたら、このうちのいくつかを回ってみれたらいいなと思います。
●フランク・ウイン 私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件(ランダムハウス講談社)
細野不二彦さんのギャラリーフェイクにもフェルメールを題材にしたお話が出てきます。
たしか、その中にフェルメール作品の贋作の話があったと思います。
私は、メーヘレンの作品を見てもフェルメール作品の印象を全く感じないのですが、いかがでしょうか?
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