創元社の「知の再発見」双書シリーズです。
芸術、科学、歴史など私の興味を引くテーマで、カラー写真、図が豊富なので、何冊か購入しました。
既に、このシリーズでは
●ジャン・マリニー 吸血鬼伝説
●フランソワーズ・バリバール アインシュタインの世界
を紹介しました。
今回はこの2冊です。
●尾本圭子 日本の開国
19世紀末に来日したフランス人エミール・ギメから見た日本を紹介した本です。
ギメに同行したフェリックス・レガメの絵は明治の日本の人々、生活を知るうえでよい記録だと思います。
●ジョルジュ・ジャン 記号の歴史
古代から現代に至るまでの様々な「記号」について解説されています。
「知の再発見」双書シリーズでは、このほかに「不思議の国のアリスの誕生」があります。
不思議の国のアリスは、英語版を日本語版と比較しながら読みました。
結構複雑な言葉遊びがあちこちに見られ、すっかりファンになりました。
アリス関係の書籍はいつのまにかずいぶんたまりました。
そのうちにアリスの本もご紹介したいと思います。
12/09/2017
11/24/2017
微笑み
とりあえず、絵画関係の本の整理は今回で終了。
●布施英利 「モナリザ」の微笑み 顔を美術解剖する(PHP研究所)
モナリザは多くの謎をもった絵だといわれていますが、この本はモナリザの顔の目、鼻、口などのパーツごとに分析することから始め、「微笑み」にメスを入れた本です。
著者のプロフィールが珍しいですね。
・東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
・同大大学院研究科博士課程(美術解剖学専攻)修了、学術博士
・東京大学医学部助手(解剖学)を経て、現在は東京藝術大学准教授。
美術と医学の両方にかかわって来られたというのは、まさにダ・ヴィンチのようですね。
(手塚治虫さんも同じかな?)
●布施英利 「モナリザ」の微笑み 顔を美術解剖する(PHP研究所)
モナリザは多くの謎をもった絵だといわれていますが、この本はモナリザの顔の目、鼻、口などのパーツごとに分析することから始め、「微笑み」にメスを入れた本です。
著者のプロフィールが珍しいですね。
・東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
・同大大学院研究科博士課程(美術解剖学専攻)修了、学術博士
・東京大学医学部助手(解剖学)を経て、現在は東京藝術大学准教授。
美術と医学の両方にかかわって来られたというのは、まさにダ・ヴィンチのようですね。
(手塚治虫さんも同じかな?)
11/23/2017
パリの美術館、東京の美術館・博物館
今日は美術館、博物館の本。
●星野知子 パリと七つの美術館(集英社)
これは、ただ一言羨ましい、という感じですね。
パリの美術館を時間をかけてゆっくり巡ってみたいものです。
本の中で、ギュスターヴ・モローの「出現」について語られています。
「出現」は新約聖書のヨハネ斬首にかかわるサロメの舞を題材にした作品です。
「出現」は二枚あり、一枚はモロー美術館の油彩画で未完のもの、もう一枚はルーブル美術館の水彩画でサロンに出品されたもの。
これら二枚の絵がカラーで見開きページに並べて掲載されていて、サロメの表情、ポーズ、宙に浮いたヨハネの表情などの違いについて著者の印象が語られています。
著者のおっしゃる通り、二枚の絵のサロメはまるで別人に見えます。
●東京散策倶楽部 タダで入れる美術館・博物館(新潮社)
パリの美術館を制覇するのはとても無理ですが、いい本を見つけました。
●星野知子 パリと七つの美術館(集英社)
これは、ただ一言羨ましい、という感じですね。
パリの美術館を時間をかけてゆっくり巡ってみたいものです。
本の中で、ギュスターヴ・モローの「出現」について語られています。
「出現」は新約聖書のヨハネ斬首にかかわるサロメの舞を題材にした作品です。
「出現」は二枚あり、一枚はモロー美術館の油彩画で未完のもの、もう一枚はルーブル美術館の水彩画でサロンに出品されたもの。
これら二枚の絵がカラーで見開きページに並べて掲載されていて、サロメの表情、ポーズ、宙に浮いたヨハネの表情などの違いについて著者の印象が語られています。
著者のおっしゃる通り、二枚の絵のサロメはまるで別人に見えます。
●東京散策倶楽部 タダで入れる美術館・博物館(新潮社)
パリの美術館を制覇するのはとても無理ですが、いい本を見つけました。
11/04/2017
本の整理を再開しました
忙しくてしばらくこのブログも家の片付けも滞っていましたが、少しずつまた再開しました。
最近老眼の進行が著しく、通勤時はもとより明るいところで読むのはかなりきつくなってきました。
老眼のつらさは、やっぱりなってみないとわかりませんね。
国内外の絵画に興味を持っていたので、いろいろと解説本を求めていたのですが、手放すことにします。障害をもつ方たちが運営するリサイクルショップにお譲りします。
●中野京子さんの「怖い絵」
この本を読むまでは、どちらかといえば、絵は画家のテクニックを中心に見ていたような気がします。
一枚の絵の持つ背景や意味、そういうものを理解して見ると、全く違う楽しみができるということを教えてもらいました。
今、上野で「怖い絵」展やってますね。
ものすごく混んでいるようですね。チケット買うだけで20分も並ぶという話も聞きます。
12月までなのでぜひ行きたいと思います。
しばらく、絵画関係の本の話を続けます。
最近老眼の進行が著しく、通勤時はもとより明るいところで読むのはかなりきつくなってきました。
老眼のつらさは、やっぱりなってみないとわかりませんね。
国内外の絵画に興味を持っていたので、いろいろと解説本を求めていたのですが、手放すことにします。障害をもつ方たちが運営するリサイクルショップにお譲りします。
●中野京子さんの「怖い絵」
この本を読むまでは、どちらかといえば、絵は画家のテクニックを中心に見ていたような気がします。
一枚の絵の持つ背景や意味、そういうものを理解して見ると、全く違う楽しみができるということを教えてもらいました。
今、上野で「怖い絵」展やってますね。
ものすごく混んでいるようですね。チケット買うだけで20分も並ぶという話も聞きます。
12月までなのでぜひ行きたいと思います。
しばらく、絵画関係の本の話を続けます。
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