以前「1990年代に読んでいた本」について書きましたが、その第二弾です。
いずれも97年に発行されまして、その当時から見た日本の近未来を予測、予言したものです。
「2020年からの警鐘② 怠慢な日本人」
日本経済新聞社編,日本経済新聞社
「悪魔の予言」
日下公人、講談社
最近の状況をズバリ言い当てているというわけではありませんが、現在顕在化している様々な問題点を鋭く切り込んでいます。
両著の目次からキーワードを拾ってみると…
・未来担う人材途切れる
・ネットに巣食う犯罪
・南シナ海の潜水艦-経済成長が軍拡誘う
・石油、電力、通信は規制によって客をつぶし最後に自分もつぶれる
・「環境」が政治的に利用され環境保護を名目にしたライバルつぶしが起きる
・国内観光は日本人客から見捨てられアジア人頼りになる
・有効支配していない領土は他国にとられる
これらの問題はまだ解決したわけでもなく、今後も継続して良い方向に向かうよう努力していかなければなりませんね。
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