結構ボロボロです。
中身は興味深い記事もありますが、旧字体、旧仮名遣いでの記載で、また、紙質がわら半紙のように茶色い上に活字の線が細く、老眼の私がそうたやすく読み通せるものではありません。
1冊当たりのページ数は50ページほどですが、結構厳しいですね。
ということで、記事の見出しが書かれている表紙の写真を中心に紹介します。
●第90号(昭和13年7月6日発行)
●第270号(昭和16年12月10日発行)
第270号は、昭和16年12月8日の「米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書」の直後に発行されたもので、表紙には大した記事の見出しは書かれていませんが、この号には付録がついていて、そこには「詔書」に始まり、「帝国政府声明」、「東条内閣総理大臣のお言葉」、「日米交渉の経過」、「帝国政府の対米通牒」と続き、最後に国民に向けた「防空下令」が記されています。
●第270号付録
この付録は第270号に添付されていたのではなく事後に発行されたようで、第271号の編集後記に、「前号週報(12月10日号)に付録添付」、「本誌のみを入手された方は、適当な方法で本誌を購入された書店へご請求下さい。」とありました。
そして、第271号では、真珠湾攻撃の戦果についての報告がなされています。
いずれも非常に貴重な資料だと思います。
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