成田山本堂ト鐘樓 (下總成田梅屋旅舘發行)

成田山こわれ不動及水行場 (下總成田梅屋旅舘發行)

成田山三重塔及千葉縣物産陳列場 (下總成田梅屋旅舘發行)

通信面のデザインから,明治末期から大正半ばに発行されたものと思われます。
いずれも下總成田梅屋旅舘発行となっています。
いつものようにインターネットで検索すると…
ありました,ありました,梅田旅館が見つかりました。
成田山の参道ですね。
Google Earthで旅館の外観を拝見すると,期待通り,長い歴史を感じさせる木造3階建の立派な構えです。
絵葉書には「非売品」と書いてありますので,宿泊者にお土産として配っていたのでしょうか?
成田山のような神社仏閣はそれぞれ昔も今もその面影を残しながら引き継がれていることと思いますが,旅館や商店などは必ずしもそうとは限りません。
昔の面影を残すことなく最新のデザインに変わってしまったり,場合によっては全く別の物(建物)に変わってしまうことさえあります。
アンティーク絵葉書を整理していて,写真の題材そのものよりも,今回の絵葉書のように,発行した旅館や写真館の方に自分の興味が移りつつあるような気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿