習字の半紙のような紙質で、広げた新聞紙よりもやや小さめの大きさです。
醤油の瓶を包むのに使うためのものでしょうか。
ただ、包まれていたのを広げたのではなく八つに畳んだ状態でしまってありました。
いつごろの時代なのかわかりません。
文字が右から書かれていますので、戦前のものかもしれません。
IZUMIICHI SHOYU
最上醤油
登録商標
イズミイチ
泉醤油株式會社
泉醤油株式会社をネットで検索すると、琺瑯看板の写真がたくさんアップされているページがあり、
■No.7446
■カワマタ醤油
■2009.11.1
■大阪府和泉市
■昭和45年に泉一醤油と合併し大醤となった。堺市の醤油メーカー。看板はそれ以前のモノ。(おとんさん情報)
とあるではありませんか。
そこで大醤で検索すると、
西暦1970年 昭和45年
河又醤油とイヅミイチ株式会社が合同で大醤株式会社を設立
初代社長に河盛安之介が就任
と書いてありました。
以前は泉醤油だったのが、昭和45年に合併した時点では泉一醤油に会社の名前が変わっていたんですかね?
それにしても大阪の醤油会社の包み紙らしきものがなぜうちにあるのかはわかりません。
泉一は、堺ではなく貝塚市の元木綿商であった種子島家の経営した醤油醸造会社です。南海電鉄貝塚駅のすぐ西側(浜側)に昭和50年ごろまでレンガ作りの古色蒼然たる立派な工場があって、駅のプラットフォームまで醤油の香ばしい香りが漂ってきたものです。子供の頃、我が家の醤油はこのロゴのついた一升瓶入りのものだったのが、懐かしい思い出です。
返信削除詳しい情報をありがとうございます。
削除ネットでいろいろ調べても泉一の情報は少なかったので、貴重なお話を伺えてうれしいです。
最近は醤油もプラスチックの容器で販売されているのが主流なのでしょうか、醤油瓶をしばらく目にしたことがありません。瓶は流通には不便なのかもしれませんが、資源節約では有用ですね。