左から右に文字が書かれているので、戦後発行の絵葉書です。
タイトルの「近代美」というのは、ダムと発電所の景観を指しているのだと思いますが、後から着色したようなレトロな感じな絵はがきには懐かしさを感じます。
全8枚から何枚かをご紹介します。
●電源相模ダムの風景
●近代美を誇る相模ダムの全景
●嵐山より大人造湖相模を全眺す
●電気科学館全景/電気科学館内部のパノラマ
相模湖は人造湖です。ネットで「相模湖 電気科学館」で検索すると、相模湖周辺の写真や沿革がまとめられたページがヒットしました。それによれば、
1947年(昭和22年):相模ダム(相模湖)完成 (6月14日竣工式)電気科学館はもう無くなって、今は新しい施設ができているんですね。
1952年(昭和27年):相模湖電気科学館開館
1989年(平成元年):相模湖電気科学館閉館(37年の歴史に幕) 2000年(平成12年):神奈川県立相模湖交流センター・相模湖町立相模湖記念館開館(相模湖電気科学館跡地)
発電所については、神奈川県のHPで詳しく知ることができました。
やはり設備の劣化が進んだため、昭和の終わりから平成の初めにかけて大規模な設備更新が行われたようです。
建物の雰囲気は建設当時のものとすごく似ていますが、よく見ると違いますね。
ツートンカラーの上下が逆になってます。
私は相模湖に行ったことがありませんが、Google Mapなどで今の風景と絵はがきに写った景色を比べることができるので、楽しいですね。
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