9/25/2018
農業土木関係の図書(続きです)
父が昔使っていた土木関係の書籍を紹介します。
9月17日のブログの続きです。
これらの専門書は私が持っていても価値がなく、いずれは処分することになります。
もし、このブログを見て、気になる本がありましたら、コメント欄を使ってご連絡ください。(コメントは直ちに公開はされませんのでご安心ください。)
年末には処分いたしますので、ご了承ください。
今回はこの3冊。
●コンクリートハンドブック
【著者】吉田徳次郎
【発行】1951/10/30 (初版1949/06/10)
【出版社】養賢堂 【定価】¥450(地方売価\470)
著者の吉田徳次郎先生は、コトバンクによれば、「大正-昭和時代の土木工学者」で「コンクリートや鉄筋コンクリート工学の研究で知られ、静岡県の佐久間ダムなどの工事を指導」されたとあります。
●実用農業工学便覧
【著者】東京大学農学部農業工学教室
【発行】1951/11/30 (初版 1951/11/30)
【出版社】朝倉書店 【定価】¥850
背表紙には「実用農業工学便覧」とありますが、表紙には「Agricultural Engineering Manual」と記載されています。(金文字でうまく写っていませんが)
●農業土木学詳論
【著者】牧隆泰
【発行】1954/01/21(初版 1954/01/21)
【出版社】地球出版 【定価】¥800
著者の牧隆泰先生は、東大農学部農業土木科卒業後、農商務技師、東大農学部講師、台北帝大教授、農林省開拓研究所員を経て東京農業大学教授を務められた方です。
熊本県玉名市のHPに干拓遺産を紹介した文書の中に、大正3年の台風による潮害による被害の復旧において堤防の設計に関わったのが牧先生とありますが、これは農商務技師の時代のころと思われます。
この本の内表紙には著者の押印「進呈 著者(印) 〇〇〇〇様(〇は父の名前)」があります。父は東京農業大学に通っていましたが、既に本が発行された1954年は卒業し働いていましたので、教科書として利用していたのではなく先生から直接いただいたものだと思われます。
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