今日は地震、震災に関する本を2冊ご紹介します。
島村英紀 日本人が知りたい巨大地震の疑問50
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東北地方太平洋沖地震の3カ月後、2011年6月8日に発行された本です。
あれだけの災害が起こった後、専門用語の解説、これからどうなっていくのか、といった内容の専門家が書かれた本がたくさん発行されました。
ところどころ、気象庁などのお役所や、地震予知研究にかかわる組織に対する非難と思われる記述はありますが、一般の読者が知りたいところがわかりやすく解説されていると思います。
ただし、50の質問のうち防災に関するものは2つとわずかです。
防災については、こんな本があります。
株式会社ワールドフォトプレス マグニチュード手帳 生き残り生活術
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この本は、兵庫県南部地震の約2カ月後に発行された本です。
これは、地震の起こる理由の解説などには一切触れず、地震が起きた時どうするか、起きた後に生き残るために普段から何を準備しておくか、という点に的を絞った内容となっています。
もう20年も前の本ですが、大きな災害があるたびに本棚から引っ張り出して読み返しています。
なかなか、本に書かれている通りの用意はできていませんが、いざ、地震が起きたその瞬間にどう行動するべきか、というのは繰り返しおさらいするのがよいと思います。
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