12/05/2014

別冊宝島

別冊宝島。90年代に結構読んでいました。



タイトルが何となく私の心に響いてくるような感じで、書店で中身をろくに確認もせずタイトルだけで買っていたような記憶があります。

今は、こういうどちらかというと裏話みたいな情報はインターネットで容易に入手できてしまうからでしょうか、ここ10年くらいはあまり購入してませんね。

一番左のプロレスものは、もともと好きなもんですから思わず買ってしまいましたが、それ以外のは、今思えば当時気になる何かがあったんでしょうね。思い出せないのですが。

これらも年末の一括処分に加えることにしました。
ほしい方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

11/30/2014

「インフェルノ」、「坂の上の雲」、「Japan as No.1」他

休日を利用して少しずつ書籍の整理をしています。

今日は、ダン・ブラウンの「インフェルノ」上・下巻、司馬遼太郎「坂の上の雲」文庫版(一)~(八)巻をはじめ全部で20冊を手放すことにしました。

「インフェルノ」などはまだ古本と呼ばれるほど古いものではありません。ちょうど1年前の平成13年11月28日に日本語版が発行されたものです。
著者のダン・ブラウンは「ダ・ヴィンチ・コード」の著作などで世界中にたくさんのファンがいまして、その著作についての解説本もでています。
今、その解説本を読んでいるところでして、小説を書きあげるにはつくづく念入りな調査が必要なんだなあ、と感心しています。

「坂の上の雲」は日露戦争を舞台にしたドラマです。
これも、かなり調査をされた上で執筆された小説だと思います。
NHKで本木雅弘さん、阿部寛さんが秋山兄弟を演じたスペシャルドラマが放映されましたが、私はそのドラマを見てから原作を読みました。

歴史小説を読むときには、ある程度その時代の状況、背景などを理解したうえで読むのが良いと思いますが、そういう意味でこのドラマはずいぶん役に立ちました。
今の時代、戦争はまさにハイテク技術に支えられていますが、当時(明治時代)は騎兵部隊が重要な役割を果たしていたのですからね。



ところで、「インフェルノ」の隣に、50代以上の方には懐かしいタイトルの本がご覧いただけることでしょう。
「ジャパン アズ ナンバーワン(Japan as No.1)」です。初版が昭和54年(1979年)6月ですから35年以上前に発刊された本です。

昭和54年といえば戦後から34年、日本が敗戦から立ち上がり急速な発展を成し遂げたころです。その発展は経済だけではなく、教育や福祉、治安などいろいろな面で世界から認められてきたころだと思います。
「メイド・イン・ジャパン」が安物・粗悪品の代名詞から、「安くて高性能、信頼性の高い製品」のイメージに代わってきたころです。

当時アメリカは、アメリカ製品の国際競争力の低下、それに伴う国際競争力の低下が失業率の増加につながり、治安の悪化、離婚の増大を引き起こすといった社会問題にも悩まされていました。
日本がお手本になるのではないか、日本はどうして問題を解決できたのか、それを研究した成果を本にとりまとめたのがこの本です。

今の日本は35年前のアメリカのようです。
アメリカがそれを克服できたのであれば、私たちの日本も必ず今の問題を克服できるはずですね。
エネルギー問題などは、感情的な問題も背景にはあるかもしれませんが、将来を見据えしっかりとした議論が必要だと思います。

年末に、障害者の団体の方が本を回収に来られます。それまでにもしご希望のかたがいらっしゃいましたらお知らせください。


おまけ:上の写真の左から3冊目の「ジャパン アズ ナンバーワン再考(原題:Come Back)」という本があります。この表紙をめくると著者のエズラ・F・ヴォーゲル教授の直筆サインがあります。

10/11/2014

まとめて処分します

久しぶりに本を処分します。
ジャンルはバラバラですが、家のスペースを確保しないと厳しいので・・・




医療関係、教育関係、クイズ・ゲーム関係、コンピューター関係、ビジネス関係、冠婚葬祭・・・

コンピューター関係では90年代のMS-Windowsやインターネットの解説本などがありますが、書かれている内容を見ると、この20年で本当にこの分野は物凄い進歩を遂げたものだと、感心しました。

冠婚葬祭の本も、この20年くらいで日本のしきたりというものが大きく変化しているのに驚きます。
仲人なんて言葉は最近聞いたことがありません。

しばらくしたら,いつものように,これらの本をまとめて障害者の団体にお譲りします。

それまでに,もし,これらの本にご興味がある方がいらっしゃいましたら,お譲りしますのでご連絡ください。

今回は、リストはつけませんので、写真でタイトルをご覧いただければと思います。

年末に向けてさらに片付けていこうと思います。

5/03/2014

文部省教学局編纂「臣民の道」

4月15日のブログで紹介しましたが,久しぶりに物置の片づけをしたら「臣民の道」という小冊子が出てきました。



文部省教学局編纂の昭和19年11月八刷発行で,定価20銭,A5版の92ページの本です。

ウィキペデイアにもしっかりと出てました。
臣民の道(しんみんのみち)は、1941年(昭和16年)7月の第3次近衛内閣時に文部省教学局より刊行された著作である。欧米の個人主義思想を否定し、ただ国体の尊厳を観念として心得るだけでなく、国家奉仕を第一とする「臣民の道」を日常生活の中で実践する在り方を説いている。


実は,表紙をめくると朱印が押されています。



「賞」「埼玉縣立浦和中學校報國團印」と書いてあります。
この本が発行された昭和19年というと,父が17歳の時です。
ちょうど浦和中学校に通っていた時期と一致しますので,おそらく父が学校からいただいたものでしょう。

そういえば,生前父は,学生時代に学徒勤労動員に駆り出されたということを私に話したことがありました。
きっとこの本に書かれたことが実践されていたのでしょう。

厳しい時代を生き抜いてきた父や同世代の皆様に改めて感謝の意と敬意を捧げたいと思います。


4/15/2014

久しぶりにブログ再開できそうです

時々私のブログを覗いてくださっていた皆さん,いつも感謝しております。
仕事が忙しくてしばらくブログ更新ができませんでしたが,忙しい中でも短い文章でもとにかく書き込んでいかなきゃダメ!と反省し,当面は週2回くらいを目標に頑張っていきたいと思います。


さて,この土日,久しぶりに物置の古本探索をやりました。
昭和10年代後半,戦中~終戦の頃の本が出てきました。

今日は,そのうち2冊のタイトルだけご紹介します。

臣民の道,文部省教学局編纂,昭和19年11月発行

必勝国民読本,蘇峰 徳富猪一郎,昭和19年8月発行

タイトルを見ると,このご時世ご批判を受けてしまいそうな図書です。

とりあえず,ざっと目を通してみたいと思います。

追って,写真と少し中身をご紹介したします。

9/01/2013

原発関係の本

 今日は,原発関係の本です。
 古いのもあれば,福島事故以降に発行されたものもあります。本の保管場所が厳しいのでお譲りすることにします。


原発のいま!,西尾漠,1983,三一書房
 巻末に著者プロフィールが掲載されていますが,「反原発運動全国連絡会の事務局員」とありますので,そういう立場で書かれた本です。
 学生の頃読んだ記憶がありますが,どんな中身であったかはすっかり忘れてしまいました。


朽ちていった命 -被曝治療83日間の記録-,NHK「東海村臨界事故」取材班,2006,新潮社
 これは1999年9月に茨城県東海村で発生したJCO事故(臨界事故)で被曝された方の治療の記録です。
 被曝直後は意識もしっかりしていたものの,20Svもの中性子被曝で染色体が破壊されてしまい,その後は細胞が再生されることなく厳しい状況になっていきます。
 治療されているご本人だけでなく,ご家族の辛さは想像するに難くないのですが,治療される医療スタッフの苦悩もよく伝わっています。放射線事故の恐ろしさを理解するのに非常に役立ちました。


原発推進者の無念,北村俊郎,2011,平凡社
 原子力関係の仕事に携わってきた著者が,老後を福島で過ごしていたところ,震災と福島原発事故に巻き込まれた体験を基に,現状をいかに改善すべきか,これまでの原子力行政や電力会社の原発推進の問題点は何かを記したもの。


ブラックアウト(上・下),マルク・エルスベルグ,2012,角川書店
 これは小説です。ヨーロッパでは送電網が国境を越えてつながっていますが,とある原因で送電線に異常が生じ,ヨーロッパ中がブラックアウト(停電)となってしまいます。原発への影響だけでなく,日常生活への影響までリアルに描かれています。
 日本では震災直後計画停電がありましたが,その後は幸いにも何とか停電なしで切り抜けてきていますが,でもかなりギリギリのところまで来ているようです。十分余力をもった安定した電力の供給を望みます。


メルトダウン,大鹿靖明,2012,講談社
 これは,福島第一原子力発電所事故に関する取材記事を基に,ノンフィクションのドキュメンタリーに仕上げたものです。
 さすがに取材を基にしているだけあって,多くの関係者の発言が結構生々しく臨場感が伝わってきました。


 しばらくしたら,いつものように,これらの本をまとめて障害者の団体にお譲りします。
 それまでに,もし,これらの本にご興味がある方がいらっしゃいましたら,お譲りしますのでご連絡ください。



その他,原発関係ではありませんが,以下の本もお譲りします。
 ・「そしてだれも笑わなくなった」,アート・バックウォルド,1980,文藝春秋
 ・「対訳 資本主義の世界的危機」,ポール・M/スウィージー,1980,TBSブリタニカ
 ・「クイズダービー」,TBSテレビ,1978,TBSブリタニカ

8/11/2013

1990年代に読んでいた本

今日は,1990年代,私が30代の頃に読んだ本を紹介します。

就職して,結婚して,子供が誕生して…と,今思えば,人生で一番変化がある時期ではないでしょうか?

仕事の方も,だんだんと中堅どころになってきて,面白くなってきたころだと思います。

さっそく,どんな本を読んでいたのか,ご紹介します。

まずは,仕事をいかにうまくこなしていくか,といったノウハウ本です。

「問題解決の目を育てる」岩崎隆治著,日本能率協会
「部下指導の要点」山田博夫著,産業能率大学出版部

今になって思えば,役に立ったのかどうかよくわかりません。

次は,業務に直接関連するわけではありませんが,仕事を進める上で少しは役に立つかな,という程度の気持ちで買った本です。

「よくわかる建設業界」長門昇著,日本実業出版社
「九賢人が語る 明日のエネルギー」倉義巳編著,電力新報社
「『考える力』をつける本2」轡田隆史,三笠書房
「2020年からの警鐘 日本が消える」日本経済新聞社編,日本経済新聞社


「2020年からの警鐘」は今読み直すと面白いと思います。さまざまな分野の専門家が,1990年代後半に約20年先を予測したものです。

また,この頃,パソコンの性能が急激に向上し,インターネットも普及してきました。
そして,個人レベルでも検索してほしい情報が容易に手に入るようになってきました。
そういうことで,データベースに関する本にも目を通していました。

「お茶の間情報局 自宅で使えるデータベース」坂本樹徳他著,誠文堂新光社
「データベースのことがわかる本」山崎昶著


その他,やはり初めての子供が誕生したということもあり,育児の本も読んでました。

「子どもの自立心を育てるハッパ作戦」多湖輝,ごま書房
「子どもの頭をよくする心理作戦」多湖輝,ごま書房

これなどは,冒頭紹介した「問題解決の目を育てる」や「部下指導の要点」とかなり共通している気がします。

懐かしい本ばかりですが,もはや今の自分にはあまり必要のない本となってしまいましたので,処分することにします。

もし,お読みになりたい方がいらっしゃいましたら,お譲りしますのでコメントにその旨書き込んでください。(9月下旬には処分する予定です。)


その他,娯楽的要素がある本としては,次のようなものもありました。これらも一緒に処分してしまう予定です。

「通販珍ワンダーランド」“ディスカバー通販”友の会編,双葉社
「インターネットトンデモ活用マニュアル」裏インターネット研究会編,徳間書店
「インターネットトンデモ活用マニュアル2」裏インターネット研究会編,徳間書店
「大笑い 大蔵省極秘情報」テリー伊藤,飛鳥新社
「聖書の暗号」マイケル・ドリズニン,新潮社
「世界はこうしてだまされたⅡ UFO神話の破滅」高倉克祐,悠飛社