父の遺品から一枚の封筒が出てきました。
写真屋さんに写真の現像をお願いしてネガと写真が戻ってくるときの封筒です。
盛岡市本町の田口寫眞機店と書かれています。
父は昭和20年4月から盛岡農林専門学校に通うため、盛岡市内で下宿生活をしていました。
この封筒にはネガや写真が入っていたわけではなく、身分証明書(いわゆる学生証ですね)や校友会費領収書(学生自治会の会費のようなものでしょうか)などが入っていました。
身分証明書は3学年の時のもので発行日が昭和22年4月1日、領収書も3学年の時のもので昭和22年5月、昭和23年3月でしたので、この封筒もその当時のものだと思います。
この写真の袋はとても素敵なデザインですね。
最初は絵葉書が入っているのだと思ったくらいです。
盛岡市本町の田口寫眞機店をネットで検索してみたところ、2021年5月に閉業されたとありました。
機会があれば、若かりし頃の父がお世話になった写真屋さんを訪れてみたかったのですが、とても残念です。
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