特にいつ頃のパンフレットなのかは書かれていませんが、中を見ると、電話番号が「彦根局105番 106番」とまさかの3桁の時代です。
昭和30年代に生まれた私ですら、自宅の電話番号は市外局番4桁+市内局番2桁+4桁の10桁でしたね。
2枚目の写真の下の方に彦根小唄、彦根ばやし、大江戸吹雪といった彦根や井伊大老を題材とした唄の歌詞が掲載されていますが、ネットで検索すると彦根ばやしと大江戸吹雪が昭和35年発売のようですので、昭和30年代後半のパンフレットなんでしょう。(歌詞の部分が内側に折込まれるので逆さまになっています。)
一応旅館のパンフレットなのに彦根の名勝の紹介がほとんどで旅館の案内というと、
収容人員 御宿泊の場合 約50名様だけで、料理や宿泊費などの情報もありません。
御宴会の場合 約60名様
客 室 大広間 他 小間数室
浴室設備完備
彦根市のHPに楽々園の由来がわかりやすく書かれていました。
もともとは、彦根城「4代当主井伊直興により延宝5年(1677)から2年を要して造営された彦根藩の下屋敷」でしたが、
明治14年から平成6年までは民間業者により「旅館楽々園」として旅館営業がなされていました。とありますので、今では旅館としての営業はしていないようですね。
上であげた彦根市のHPでは「楽々園の古い写真を探しています」と書かれていますので、こんな資料ですが、一度連絡してみようかと思います。
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