2日前に「昭和8年発行 川口市勢要覧」をご紹介しましたが、今日は一気にそれから30年飛んで川口市 市制施行30周年パンフレットです。
昭和37年(1962年)11月23日、川口市立体育館で30周年記念式典が開催され、その時にいただいたもののようです。
祖父は以前川口市役所に勤務していましたが、30周年記念式典の前に他界しました。
この式典に先立ち「30周年物故功労者慰霊祭」が営まれ、その時の記念写真に父が写っているので、慰霊祭終了後、引き続き記念式典に参加してこのパンフレットをいただいたのではないかと思います。
パンフレットには30年の間の人口、財政、産業などの発展の様子が説明されていますが、人口は4倍、市の予算は3379倍(貨幣価値が変わっているので何とも言えませんが…)にも成長しています。
昭和8年の教育費は、全経常分歳出の半分以上を占めていましたが、昭和37年の段階でも約25%と大きな割合を占めています。(ちなみにネットで川口市の平成26年、27年の予算を調べてみると教育費は10~15%でした。)
このパンフレットには、ソノシート(懐かしい!)がついていて、川口市民歌と川口市民行進曲の2曲が入っています。
残念ながら、我が家にはレコードプレーヤーがないので聴くことはできません。
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